脳梗塞と遺伝子

2010年04月16日

日本人に多い脳梗塞発症に関係する遺伝子が、九州大学と東

京大学の共同研究で特定されました。

DNA塩基の個人差で、動脈硬化と密接に関係するたんぱく質

ができて発症率に2,8倍もの違いが出たのです。

健常者と脳梗塞患者の遺伝子を比較し、DNA上の塩基配列の

個人差(スニップ=SNP)を調べたら「PRKCH」と呼ばれ

る遺伝子のSNPが脳梗塞と関係していることが分かったの

です。

脳梗塞などの生活習慣病は、複数の関連遺伝子と生活・環境

因子の関係で発症しますので、単独の遺伝子だけの異常で脳

梗塞が発症したりしなかったりするわけではありませんが、

遺伝子との関係を解明すれば治療法や新薬開発への道を開く

ことになります。

九州大学などのグループでは、高血圧や糖尿病など他の生活

習慣病やかいよう性大腸炎についても関連遺伝子の研究を行

います。

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(この記事は http://ameblo.jp/goyo10/ と同じ人物
 が書きました)




Posted by ゴールドマン at 22:53│Comments(0)
 
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